あれやこれや役立つ情報欄
タ イ ヤ 編 (3)
2009/5/30〜2010/2/12



横浜のタイヤショップアローバからの提案です

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(2010/2/12);タイヤのヒビ割れはなぜ起きる?

新年早々、こんなタイヤに出くわした!
タイヤ側面のヒビ割れ
「出くわした」というからにはいい話ではない。

これがどうしたの?私のタイヤも似たようなものだけど・・・?
という人、ちょっと真面目に読んでよ。

確かに、タイヤ側面がこんな状態になっているタイヤは珍しいわけじゃないようだ。
が、よ〜く、目を近づけて調べて見ると、こんな具合。
ヒビ割れしたタイヤ
少し、押さえてみた。
ホイールに付いたままでは気が付かなかったのだが、外してみると側面のヒビ割れ、その深さは結構、深刻。
タイヤ側面のヒビ割れ
よく見ると、真ん中に
(4000)とある、つまりこのタイヤの製造年を表している。
つまり、
西暦2000年の第40週の製造ということだ。
ナニ?10年も前のタイヤ!


そりゃ、ヒビ割れも起きるわ!

タイヤ側面だけでなく、溝の方も深刻な状態でした。
タイヤのヒビ割れ
こんな状態で、店に来られる前まで高速を走り、街中を気持ちよく走り、していたんですよね。
もし、こんなタイヤの状態と分かったら即、交換です!

さて、タイヤのヒビ割れ、どうして起きるの?
その説明を簡単にしますと・・・・
タイヤはゴムでできています。
天然ゴムと合成ゴムなどです。

このゴム、そのままでは強度が足りません、
伸びたり縮んだり、熱くなったり冷えたり、トンデモナイ荷重が加わったり、
縁石に乗り上げたり、急ブレーキなどで変形したり・・・・そんな過酷な使われ方に耐えられるタイヤゴムになるためには、
「充填剤」がゴムに混ぜられています。

「充填剤」、それは黒いすす、つまり「カーボン」とかガラスの材料みたいな「シリカ」などです。

原料のゴムにこのような「充填剤」を混ぜますが、混ぜただけでは分子の結合が不十分、化学的処理が必要です。

そこで登場するのが
「硫黄」(いおう)です。
この
「硫黄」を加えることを「加硫」といいます。
噴煙がる地獄巡りなどで見ることができる、黄色の石みたいなもの、あれです。
噴煙の近くに発生する硫黄
が、室温では天然や合成ゴムにはわずかしか溶け込まないのです。
熱を加えて処理しなきゃ行けません。

が、それでも溶け込まない硫黄分が時間が経つにつれてタイヤの表面ににじみ出てきます。
油分がタイヤ表面に出てきます。

「加硫」が大事ですが、それを手助けするために「加硫促進剤」が使われています。
ところが、この化学的結合・鎖状結合部に、外からの
熱や光、金属イオン、酸素そしてオゾンなどが影響して、
「加硫促進剤」の効能が薄れたりするのです。

そこで登場するのが
「老化防止剤」です。
こんな工夫をして、タイヤは化学材として作られているのです。

いろんな外界からの影響を少なくして、タイヤゴムのもつ性能を保持していこうとしているのですが、
時間が経つにつれて酸素、オゾン、などでこれらの化学的処理をしても劣化が進むのです。

ヒビ割れはそれらの結果、経年変化を起こし、タイヤとしての性能を落とすのです。
ゴムがゴムらしく性能を発揮することができなくなる、ということです。

10年前のタイヤトンデモナク危険です!
じゃ、8年前は?
6年前の物は?

使われ方、車が置かれている場所、いろんな条件で様々です。
とにかく、ヒビ割れがすこしでもあったら、一度、ご来店下さい、チェックしてみますので・・・

新年早々、こんなタイヤに出くわし、驚いた年明けでした。

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(2010/2/1);「低燃費タイヤ」、転がり抵抗を少なくするために

ブリヂストンが発表した新製品、「エコピア EX10」が

「世界基準」をはこう、というキャッチコピーで大々的に宣伝されている。

低燃費」と「安全性」を高次元で両立し、さらに、安い価格で提供されている。
「エコスタンダードタイヤ」というわけです。

低燃費タイヤ、そのための「転がり抵抗を少なくする」が、最大のテーマ。

それは三つの技術で実現しているという。
@「ナノプロ・テック」という技術、つまり、ナノという超微細なレベルでのタイヤ作りの技術採用
Aタイヤが転がるときのヒズミを少なくする新しいタイヤの形「エコ形状」の採用
Bタイヤの部材の重量バランスの最適化による転がり抵抗の低減


その@「ナノプロ・テック」という技術、ちょっと難しいがじっくり見てみよう。
そもそも「ナノ」という超微細なレベルでタイヤ作りを試みた、という。

ナノ?
ナノレベル、って?


聞いたことがあるような、ないような・・・要するに、ものすごく小さな、顕微鏡レベルの単位という。
下の表を見てもらいたい。
ナノの世界を知るための比較表
ナノレベル、というのは、1mの千分の一が1mm(ミリ メートル)、
その千分の一が1μm(マイクロ メートル)、
さらに、その千分の一がようやく1nm(ナノ メートル)という微細な世界。

「DNA」を見ることができる世界、そうです、
犯罪捜査で使われる「DNA鑑定」の世界なんです。
そんな世界でタイヤ作りをする、というトンデモナイ実験!

そこで見つけたのが、「タイヤが転がるとき生じる熱」の発生原因を見つけた、というのです。

タイヤが転がるとき、タイヤは変形します。
(対極にあるもの。変形しない、従って転がり抵抗がものすごく小さいものは、電車・汽車の車輪というわけです)
丸い、真円のタイヤが上下に、前後に変形しながら転がります。
そうするとその変形の過程で内部に熱が発生する。
その熱が発生すると、タイヤのスムーズな転がりを抑制する(抵抗)摩擦が大きくなり、転がり抵抗が大きくなる、というわけです。

このタイヤ内部の熱の原因を突き止め、それを少なくする、それが「転がり抵抗を低減する」ポイントだという。
これ、タイヤ業界技術陣の共通テーマ。

ブリヂストンは以下のようなイラスト、イメージ写真で説明します。
ナノプロテックの概念イラスト・写真
従来のタイヤの中を、「ナノレベル」で見ると、こんな具合。
タイヤのゴムに混ぜてある、カーボンやシリカという「補強材」などが、大雑把な大きさとバラツキで混ざっていると、イメージのように「摩擦」が生じて、そこで、熱を発生するという。

それを新しい技術、「ナノプロ・テック」という微細な世界でのゴム作りをしてみたら、以下のようにできた!という。
「ecopia EP100」(エコピア イーピー100)
「ecopia EX10」(エコピア イーエッックス10)

この二つのタイヤにはこんな工夫がされている。
ナノプロテックの概念イラスト・写真
補強材のカーボンがポリマー(ゴム)とスムーズに結びつき、整然とした並びになった。
補強材同士のぶつかり・摩擦が少なくなり、発熱が少なくなったという。

タイヤの発熱、このテーマにブリヂストンはこんな方法で、技術で一つ上のレベルに達した、というわけです。

ナノレベルでのタイヤ作り、なんだか難しい話ですが、
「ecopia EX10」(エコピア)には奥の深い、技術が組み込まれている、というわけです。

さらに、
こんな新しい技術、Aの「エコ形状」というものです。
エコピアEX10のタイヤ形状
これまた、難しいはなしですが、タイヤのサイド部、横の形状を丸くすると、タイヤのひずみが少なくなり、
形状の変化が少なくなる。つまり、発熱が抑えられる、というわけです。

新しい形状、タイヤ横の丸み、これ、注目してみてください。

その他、「タイヤ部材の重量バランス」の話もありますが、これはまた別の機会に。

低燃費タイヤ、これをどう実現するのか、2010年は新しい挑戦の年になりそうだ。

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(2010/1/16);「タイヤの性能/ラベリング制度」で2010年が幕開け

厳しい不況の風は、タイヤ業界をも巻き込んでいる。
その脱出策のひとつが「環境問題」「エコ」のようだ。

タイヤ業界も、時代のニーズに応える形で見やすい・分かり易いタイヤ、を目指すことになったなったようだ。
それが「タイヤラベリング制度」だ。
環境性能を表す「転がり抵抗」安全性能の「ウェット性能」を分かり易く表示しようとする制度。

タイヤ業界の自主的規範という・・・・例えば、コレ
エナセイブ-1
ダンロップの製品にも・・・


緑色の部分、拡大すると・・・・・
低燃費マークこのマークが着いたタイヤが基準をクリアーしたもの
転がり抵抗マーク転がり抵抗を表す・・・AAAからAA、〜Cまで
ウェット性能マークウェット性能を表す・・・A〜Dまでのランク付け
これらの詳しい説明は「日本自動車タイヤ協会」(JTMA)のHPを参考に!
http://www.jatma.or.jp/

これらの性能を表すグレーディング(性能表示)の制度が、タイヤをはくユーザーのタイヤ選びにどれほど貢献するのか、
より正確に、エコタイヤと安全を選べるのか、まだ未知数のように思う。
とにかく、2010年、タイヤ業界は新たな出発をした。

ブリヂストンは2月1日に新製品を出すがその製品に早速この「マーク」がついた。
エコピアEX10のラベリング
面白いのは、タイヤサイズによってビミョウにランクが違うという。
「転がり抵抗の低減」と「ウェット性能」が相反するテーマ、
転がりを良くすると雨の日の性能が落ちる、
雨の日の性能を上げると、転がりが悪くなる・・・・
この矛盾の解決が一番の課題だろう。


これらのラベリング制度、タイヤ屋さんに行けば”氾濫”するようになるのだろうか、
とすれば、またまた何を選んだらいいのか、迷いが始まる??

でも、タイヤ業界も一歩前へ、ですね。

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(2009/11/11);黄色のコペンに似合うタイヤはなに?

どっちが前か後ろか、時々迷う、人を惑わせる車の代表格、
ダイハツ コペンです。

そのタイヤの話ですが、その前に寄り道、
コペン=Copenの名前の由来は?
聞いてみれば納得、
コンパクトなオープンカー
Compact Openから
つまり、
Copen、というわけです。
種を明かすと、なぁ〜んだ、となってしまいそうですね。


こんなにすり減ったタイヤ、当然交換ですが、いろいろ悩みました。

@サーキット走行を楽しんだこともあり、走りが好き、
A乗り心地を重視した柔らかいタイヤは好きじゃない
Bブリヂストンの「RE-11」かヨコハマの「Sドライブ」かダンロップの「ディレッツア」、

さて、どうする?

悩みながら出した結論が、コレ、MICHELINの「プレセダPP2」


このタイヤの特徴は、
@日本のハイグリップには劣るが、この車にはちょうど良いドライのグリップがありそうまこと、
Aコントロール性能、スピードを上げたときの繰安性がよいこと、面白そう、ということ、
Bそして価格、性能を考えると一番お得感を感じること、


最後に、トルクレンチで締め付けの確認と均一化をして・・・
コチラが後ろです、くれぐれも間違わないように。

このコペンとミシュラン「PP2」、その相性はいかに?
コペンのお客様、是非、感想をお聞かせ下さい。
お待ちしています。

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(2009/9/8)投稿;ミシュラン−エナジーセイバー、スズキのスイフトで試してみました

MICHELINの新製品「Energy Saver」(エナジーセイバー)の特徴を改めて思い起こすものでした!

このタイヤの特徴を一言で言えば・・・・
低転がり抵抗の低減による省燃費性能とロングライフ設計による経済性の重視、でしょう。

履いてみたのはスズキのスイフトです。
コンパクトカー、その上きびきびした走り、そのさりげないスポーツ性が人気の車です。



投稿は横浜市緑区の「Y.Aさん」からです。
説明は省いて先ずはそのまま紹介しよう。

先日スイフトにMichelin Energy Saver (185/60R15) を装着して頂いたY.Aです。
(スイフトは、H18年式 排気量1.5L 型式ZC21S)
街乗り中心ですが、1ヶ月経ちましたので感想をレポートします。


あくまでも、純正装着のPOTENZA RE080 (15000Km走行) のタイヤとの比較です。
車種は異なりますが、W201に装着しているMichelin MXV-8 との比較についても少々触れます。


1.走り出しが軽い
   
装着直後に即感じました。
   
その分、燃費が良いはずですが、RE080と数値上に差はありません。

2.路面からの突き上げ・ショックが減った
    RE080
での不満点が解消されました。
  
路面の突き上げが減り、しなやかに吸収するイメージです。
  
乗り心地にゴムを感じます。(フニャフニャではありません)

3.剛性感がある
     MXV-8
同様な剛性感があります。
   
特に、縦方向(回転方向)の剛性に優れ、停止直前のカックンブレーキを回避する
  
ブレーキ操作時に、タイヤの動きを感じやすく、カックンとなり難いです。

4.グリップは十分
   RE080
より早めに音がしますが、十分です。
  
限界まで試していませんので絶対的なグリップ力は不明ですが、
恐らくRE080よりコントロールしやすいと思います。

5.ハンドリングが素直
 
直進安定性は、MXV-8同様に極めて自然です。
路面状況がきちんと伝わり、ワンダリングもありません。
 
コーナリングも、MXV-8同様自然で、専務さんのおっしゃるとおり「切った分だけ曲がる」感じです。
 
ただし、クイック感はRE080の方が上で、スパッと曲がる(専務さんのおっしゃる「切った以上に曲がる」)ので、
  Energy Saver
を装着した直後は、やや違和感がありましたが、RE080の方が異常だとすぐ気付きました。
 
タイヤからの情報を感じながらハンドル操作ができるイメージで、MXV-8同様に運転しやすいタイヤです。

6.ノイズ
  
ノイズは普通。
特に静かなタイヤではない部類と思います。

7.総合
 
コンフォート系のミシュランを理解している人には、絶対お勧めです。
 
タイヤの寿命を5000km位で使い切ってしまうようなスポーツ走行を中心
(グリップやクイックさ重視)の人には、満足できないと思います。

以上、ご参考になれば・・・・

Y.Aさま、詳しいレポート、ありがとうございます。
これだけ丁寧で、多方面にわたって書いていただき、嬉しいですね。
こういうレポートを頂けるのは、車が好き、走りが好き、ミシュランのファンの方に多い特徴ですね。

さて、
燃費はRE080と変わらない気がする」、この感想には説明が必要かも知れませんね。
固くなり溝のすり減った古いタイヤと新しいタイヤの比較ですが、
柔らかく溝がしっかりあるタイヤの燃費は、取り付けたすぐは案外こういうことが多いようです。
グリップが良いことなどで燃費の上でロスが出るようです。

でも、これもまたひとつの感想ですから大事なことです。


このタイヤ、今回のようなスイフトなどの乗用車だけでなく、ミニバンなどにも良さそうです。
ミシュランのHPでは、

などが推奨されています。

ミニバンに装着した例があれば、その感想も楽しみです。

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(2009/9/1)プジョー308、高速でのブレの原因はこんなところにあった!

新車だからといって安心はできない、という話。

今回は、6月末購入したばかりと言う、新車のプジョー308 
http://www.peugeot.co.jp/lineup/models/308/


「新車で6月末に購入したのだが、高速走行95q/hぐらい少しずつステアリングがガタガタとしてきて120q/hぐらいが特にひどい振動。
(キケンを感じるほどガタガタ感)
その後、スピードを上げるも振動は収まらず???
まずは、購入したディーラーへ持って行きバランス調整をしてもらう。
振動の症状は、だいぶん良くなるも未だ、高速走行での振動が消えないままです。」

持ち込まれた相談はこういうことでした。
今回は、こういった症状のプジョー308、しかも新車!が入庫となりました。

まずは症状確認のため高速道路で症状の確認をすることにしました。
普段のバランス調整や高速時のステアリングの振動の場合、症状確認をするのに高速道路試乗チェックまでは行いません。

が今回は、ディーラーでタイヤバランス確認済みと言う事なので、症状を確認するために高速試乗から始めました。

その結果は・・・・
高速走行時、確かに95q/hから少しずつステアリングに振動を感じてきた。
速度により微妙に振動の強さに変化が見られ、お客様からお聞きしイメージしていた
症状より実際の振動は強く、不快なステアリングのブレ、ガタガタ感であった。


長年の勘で言えば、
普通のタイヤ&ホイールのバランス調整では済みそうにないブレ方で
やはり、単純なモノではなさそうである・・・


今まで以上に慎重に、丁寧にタイヤバランス調整をやってみました。

その原因らしきモノを発見しました。

4本中3本の回転がスムーズではなく、わずかだが左右ブレ、歪みを持ちながら回っていることが分かりました。
アルミホイール自体は、綺麗な回転をするのに対しタイヤは丸く回っていないのです。

こういう例は少なくはないのです。
が、これが理由で高速でブレる、という事は少ないのですが、今回はどうも気になりました。
これまた、なんとなく勘みたいなものです。

タイヤは新品です。
ピレリ P-ZERO NERO 225/40R18です。
タイヤ自身にに問題があるのか、タイヤ組み方に問題があるのか、ハッキリしませんが、
とにかく、タイヤとホイールの組み合わせを少しずらしてみました。

ホイールに印をつけて丁寧に、です。

一度、二度、三度、その都度、回転させてスムーズな状態を探します。
バランスの良い状態を求めていったのです。
そして、高速走行で確かめる、という作業をやってみました。

時間と手間が掛かりました。
が、何度かの試みでほぼ90%、というほどに解決しました。

あとは、四輪アライメント調整です。
この前段の作業に一番時間がかかり、これが重要だったのです。
アライメント調整でようやく完成です!

新車で、なおかつ、アライメントでの深刻な状態ではない、というときこんな事があるのです。
ピレリーが悪かったのか、組み方に問題があったのか、その結論は出ませんでしたが、
とにかく、お客様に納得していただけて満足です。

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(2009/7/12)ハサミがパンクの原因?本当にあったウソみたいな出来事

一月に30件、
つまり、一日1件くらい持ち込まれるパンク修理です。

いろんなケースがあります。
が、この20年近い仕事で初めて出くわした事例です。

持ち込まれたのは22インチのタイヤです。
パンクの原因はどれ?と探す必要もありません。
そうです、正面にあるハサミ。


ハサミの一方の刃がグサリ、
指入れの一方は曲がり、もう一方はなくなっています。


目を疑うような事例です。
ハサミが原因のパンク、こんなこと日本中を探しても”初”ではないでしょうか?

こんなパンク、当然修理不可!
即、タイヤ交換になりました。


それにしても、どうしてこうなったのだろうか、考えてみました。

パンクの起きる原理はごくごくカンタン。
道路に原因となる釘やネジクギ、ピンなどが転がっていること、です。
それを前輪や他の車のタイヤがはじき、転がり、運悪く踏んでしまう、ただこれだけ。
・・・とは言っても、これみな推測。
でも、タイヤ屋の、長年の常識的見解。

誰もその偶然の出来事を見た人はいないようなんです。
不思議ですよね。

ですが、今回のこと、どう考えてもハサミが落ちていた、それをはじき、運悪く踏んでしまった、というには推測の範囲を超えてしまいます。
そこで、これまた推測ですが、イタズラではないか?ということ。
悪質な嫌がらせでは?
何者かを悪人にしたくはありませんが、そう考える以外に納得できないのです。
・・・そうでないことを祈るのですが。

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(2009/6/28)POTENZA/RE050、このトップブランドのタイヤに何があった?

まずはこの写真をご覧下さい。

タイヤの溝に目立つ、大きな亀裂が入っています。
ヒビ割れ、というには度を超えた感じです。

このヒビ、タイヤの外側の、溝の中に生じているのです。

不思議なこと、
@タイヤの外側に、だけです。
Aタイヤの溝の中に、だけです。
そして、
B4本のタイヤ全部が同じ症状、なんです。

古くなればどんなタイヤにも起こりがち、そうです、確かにそう思います。

が、「製造年月日」を見てみました。
それがこれです。


そして製造国は、日本!


このタイヤ、新車に装着されていた”新車装着タイヤ”なんです。
タイヤサイズは、225/45R17
車は、VW ジェッタ 
車の登録は、2006年9月
走行距離は、26,000km、
保管は、ごくごく普通の共同駐車場

3年間で26,000km、週末しか乗らないのですが・・・
ごくごく、普通の会社員、ごくごく普通に使用、ごくごく普通の保管状態・・・それで、なぜ?

タイヤ保管の注意事項というものがあります。
タイヤメーカーに共通したものですが・・・・


もちろん、上記の悪条件はありません。
陽当たりの様子も聞きましたが、これまたごくごく、普通のことでした。

不思議です。

新車タイヤで、わずか3年しか経っていません。
それも、どこか信用できないブランドではないのです。
ブリヂストンの最高ブランドのひとつ、「POTENZA RE050」、欧州車の認定を得たタイヤなんです。

長年、タイヤを見てきていますが、こんな例は過去に記憶がありません。

メーカーの技術の方、なにか納得できる説明がありませんか?

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(2009/6/24)世界のタイヤ生産国、ここにもあり!南アフリカ共和国

世界のタイヤ生産を巡る競争は激化している。
あらゆる分野で、2008年のリーマンショック以降とりわけそれが目立つ。

フランスのミシュラン、
日本のブリヂストン、
アメリカのグッドイヤー、
・・・・この三強の争いが。

例えば、2008年のタイヤ市場占有率をみてみよう。


・・・先頃、VWのタイヤ交換をしました。
純正タイヤは、コンチネンタルでした。
が、その生産国は南アフリカだったのです。


交換した新しいタイヤ、ミシュランのプライマシーHPです。
その生産国は、スペインでした。


日本に入ってくる、タイヤ生産国は、フランス、ドイツ、スペイン、ハンガリー、タイ、インドネシア、台湾、中国、韓国・・・などです。

そんな中、南アフリカというのがちょっと驚きでした。
ここには、VWのゴルフの生産やBMWの3シリーズなどを生産しており、当然タイヤも生産しています。
BMW用のランフラットタイヤを供給するブリヂストン工場があります。
VWに付いていたコンチネンタル、この工場もあります。

南アフリカ、2010年サッカーワールドカップが開催されます。
改めて、その場所は・・・

その国旗は・・・


世界が狭くなってきた。
その実感を、タイヤ屋をやりながら日々感じるこの頃です。

南アフリカ産のタイヤを履いたVWGOLFが、BMW3が走り回る時代です。




タイヤ交換作業、約40分です。
お待たせしました〜〜!

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(2009/6/17)フロントとリアタイヤ、その減り方の差が激しすぎる〜〜

車にはつきものの”難問”や”不可解のもの”
そして、いいかげん、なんとかしてよっ!って言いたくなるテーマがある。

ミニバンやRV車、そのフロントとリアタイヤの減り方の差が激しすぎる、何とかしてくれ!って言いたくなる。
その例がこれです。


このタイヤ、ブリヂストンのRV・ミニバン専用タイヤです。
それように開発されたタイヤで、品質はトップ級でしょう。
品質、つまり、ミニバンにありがちな高速道路での横揺れやタイヤの片減りなどを少なくしたレベルの高いタイヤです。
「外側」と「内側」の造り、タイヤトレッド面の非対称などの工夫もされています。

が、装着して20,000kmのお客様の車、こんな具合になったのです。
内側はもうすぐタイヤコードが飛び出しそうです。

溝そのものはしっかり残っています。
が、・・・交換時期にきてしまいました。

ですが、ご覧下さい、リアの状態はこんな具合です。

残溝は7〜8部山残っている、といっても言い過ぎではありません。

みなさん、こんな経験、ありませんか?

運転の仕方が悪い、
空気圧が不足している、
・・・・ある程度は仕方がないのですよね、

こんな解答で果たしてユーザーを納得させることができるでしょうか?
悲しいことに、わがタイヤ屋、同情しつつも説得力に欠ける説明で交換をお薦めするのです。

港北ニュータウンに住んでいると、大きな広い道路がメインストリートにあっても、角を曲がればそこは狭い道路ばかり。
狭いが故に、自宅の車庫に入れるのに何度もステアリングを切らねばならないのです。
買い物に行けば、スーパーの出入り口も狭く、引かれた駐車場のワクは狭く、真っ直ぐに止めるには、これまた何度も格闘です。
腕力と度胸はつきますが、フロントタイヤの片減りもますます進みます。

運転の仕方が悪いとか空気圧などの問題ではないのです!
どんな運転のプロがやっても、たぶん、同じ、
ま、プロの顔を立てたとして、少しは違いがあっても、似たり寄ったりの結末でしょう。

こんな街に住んでいる宿命、などと言わず、車メーカーやタイヤメーカーの皆さん、なんとかして、と言いたくなります。
例えば、エンジンを後ろに置きフロントを極端に軽くするとか、フロント用の角の減らない特殊タイヤを考えるとか・・・・

結局、知恵の少ない悲しきタイヤ屋は・・・・
こういう時はタイヤのローテーション(位置交換)などはせず、フロントタイヤだけを2本交換する、それが一番でしょう、と提案する始末。

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(2009/6/10)ゴルフ5/GTiがフランス車的乗り味になった!

先日、ゴルフGTiにお乗りのS様から以下のようなメールがありました。

アローバさんへ
前から色々、相談に乗っていただいいて、先日やっとタイヤ交換に至りました。

Golf5 GTIにミシュランPS2をつけ、300kmほど走った印象です

そもそも車購入当初は、すぐに慣れるだろうと思っていた純正足回りですが、
以前からフランス車にミシュランという組み合わせに付き合ってきた自分には、
やはり無理でしたね。

3000km も走らないうちにバネは純正のまま、まずショック

をKONIのFSD(GTI仕様)に替え、その後、5000km程度純正タイヤ
(あえて書きませんが)と付き合って今回のPS2への交換となりました。

(あえて書かなかった)純正タイヤはコレ        今回交換したミシュランタイヤはコレ


同時に変えていないので、それぞれの効果がわかったように思います。

結果からいうと、この組み合わせ、サーキット走行を目的としない自分にとって
は理想的だろうと思います。

まず今回のタイヤ交換で感じたのは、タイヤの向きがきちんとわかり、コーナー
でのライン取りがイメージと合うようになったこと、またタイヤそのものも
ギャップをいなして乗り心地が更に良くなったということです。
唯一心配だったロードノイズも実にマイルドでほとんど気になりません。

ここ10年ほど、フランス車の多くは特有の「粘りある猫足」の味が失われている
と思います。FSD+PS2を組み合わせることで、速さに加え「粘りある猫足」がこ
んなドイツ車で味わえるなんて、なんとも不思議な感覚です。(現実的に車って
エンジンやトランスミッションを交換する事って出来ませんからね。)
Sより


Sさん、
タイヤ・インプレッション有り難うございました。
Sさんの言うように手軽な自分好みの走り!乗り味!快適性!など、新車では味わえない
心地よさが「タイヤ交換&足回り交換」には有りそうです!
限りあるタイヤや各パーツ内で自分好みを見つけるのは簡単なようで難しいとは思いますが、
愛車への愛着心はそう言うところから始まるのでしょう!

それにしても今回のS様の経験は私たちにも面白い経験となりました。
あの足の硬さがウリのドイツ車が、フランス的乗り味の車に変身とは!

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ハイドロプレーニング、雨の日の怖〜〜い話

けっこう多くの人が、一度は経験したことのある、怖〜〜い話。

雨の日の高速道路・・・

・・・ごくごく普通のスピードで走っていたはずなのに、

突如、車がコントロールがきかない、ハンドルが軽くなった!あっ・・・

水がたまった道路での怪現象?

”ハイドロプレーニング現象”です。

ブリヂストンの説明から・・・・・
「タイヤと路面の間にできた水膜に車が浮き、
ハンドルもブレーキも利かなくなる現象」


【新品タイヤ7,5mmの溝があっても、スピードが増すと・・・・】

(タイヤの状態を下から見てみました)
スピード・・・0kmの時
完全に路面に接しています。

スピード・・・60kmの時
まだ、十分に完全に路面に接しています。

スピード・・・80kmの時
一部、路面から浮き始めています。

スピード・・・100kmの時
ほとんど浮き始めています。危険です!

新品でも時速100kmを超え、路面に水が溜まっていると”ハイドロプレーニング現象”が起きる時があります。

なのに、・・・・タイヤの溝が減っていると!
【時速80kmしか出していなくても、溝が少ないと・・・・】
新品時、7,5mmの溝の時には・・・・
ん、まだ心配はないようです。

が、・・・・
残溝が3,2mmの時には・・・・
かなり浮き始めています。

残溝が1,6mmの時には・・・・
路面から浮き始めています。危険です!!!

こんなことになります。
これは実験ですが・・・・


雨の多い日本です。
梅雨のある日本、それでもわたしたちは車を運転します。
となれば、くれぐれもスピードは控えめに、
タイヤの溝のチョックは早めに、ですね。

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まだまだたくさんの情報があります 続きはコチラから−(2)

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